<粉体用静電気放電粉塵爆破防止袋(防爆袋)のご案内>
可燃性のある粉体を取り扱う工場などでは法規に基づいた
防爆対策が必要です。
爆発火災事故の発生は作業員や近隣住民に直接影響を与え
るだけでなく、企業の社会的信用に大きく関わってきます。
安全確保・防爆対策は企業の責務として最大限の取り組みが
求められています。
爆発または火災は内容物の着火エネルギーと静電気の放電
エネルギーによって引き起こされます。
爆発事故を防止するには点火源をなくすことがポイントと
なります。もちろん、点火源がなければ爆発が起こらない。
静電気放電の点火源による爆発事故は毎年発生しています。
そこで、お勧めするのが粉体用静電気放電粉塵爆破防止
STAT−FDM になります。この商品は某外資系化学品原材
料メーカーからアメリカの2 つの厳しい基準・規格(FDA、
MIL)をクリアした「顔料(粉体)」用の高性能な静電気防
止袋を作って欲しいと依頼がありまして約5 年の歳月をか
けて開発した商品になります。
この商品は食品や医薬中間体に触れても大丈夫な原料を使
用し、厳しい環境下(温度23℃、湿度12±3%)でもしっ
かり静電気を逃がしてくれる素材です。昨年、4 月には特許
(第4948997 号)も取得しています。
可燃性のある粉体(液体)を入れる袋として一般的なポリ袋
を使用すると内容物との摩擦により静電気が発生し、それが
ある一定量溜まると放電(点火源)が始まり、爆発事故に繋
がります。それを防止するために高性能な静電気防止袋を使用する事をお勧め致します。
<STAT−FDM 出荷実績>
@ 某外資系化学品原材料メーカー
顔料(粉体)用平袋
袋サイズ:0.1×800×1000mm
A 某国内インク溶剤メーカー
インク溶剤用平袋
袋サイズ:0.1×960×1690mm(規格袋)他
B 某国内化粧品メーカー
石鹸の原料(粉体)を小分けにして製造ラインに搬入
袋サイズ:0.07×850×1010mm
C 某国内化学メーカー
セラミックス粉体用平袋
袋サイズ:0.1×1000×2000mm、規格袋、他
D某国内自動車メーカー
金属の端材を入れるゴミ袋
袋サイズ:0.1×960×1690mm(規格袋)
その他多数
厚生省告示第370号適合、特許第4948997号取得
用途例 プラスチック缶、ドラム缶、カートン箱等の内袋
@粉体に移行する物質を除外しFDA§177,1330,§177,1520(a)(3)(i)(a)(1)§178,2010等の適合素材による静電気障害防止用
(粉塵爆破防止)袋
A静電気障害防止の目安としてMIL-PRF-81705D,ASTM-D257規格に準拠
B25Kg入り用 強靭なフイルム物性と安定した密着強度のヒートシール袋
C低温、高温、高温高湿下に晒されても静電気特性を維持する持続型非帯電性
Dフイルム表面の擦れ、拭き取り、水濡れ後でも性能維持
項目 |
方向性 |
単位 |
測定値 |
規格 |
引張破断点強度 |
MD |
MPa |
45 |
JIS K-7127 |
TD |
MPa |
37 |
引張伸び率 |
MD |
% |
670 |
TD |
% |
680 |
引裂強度 ( トラウザ法 ) |
MD |
N/mm |
74.6 |
JIS K-7128-1 |
TD |
N/mm |
139.4 |
突刺強度 |
|
N/cm |
41.7 |
|
表面抵抗率 |
内面 |
Ω / □ |
1.29 × 10(8乗) |
23 ℃×50 % RH |
外面 |
Ω / □ |
3.84 × 10(8乗) |
減衰時間
50V 1 %減衰 |
内面 |
sec |
0.01 |
23 ℃×50 % RH |
価格はすべて1ケース単位の金額です。ケース未満のご注文は受け付けておりませんのでご注意ください。