ヒートシール温度
ヒートシールは温度・時間・圧力などのバランスにより決定されます。また、フィルムの材質構成、さらにはシール機種、シール方法によっても異なります。
ヒートシール強度及びシール部の仕上がりは、温度だけでなくシール圧、加熱時間、冷却の仕方により大きく影響を受けます。ご使用になる機器により仕上がり状態は異なりますので、必ずご確認のうえでご使用をお願いいたします。
熱不足の場合にはシール強度不足や剥離の原因となる恐れがあります。また、温度が高すぎたり、シール圧が強すぎるといった場合には、エッジ切れ(※) による破袋や、フィルムの白化・収縮などの外観上の不具合の原因となる恐れがあります。
※エッジ切れ : ヒートシール部と袋内側の境界部でのフィルム切れ現象。シール部分が必要以上に溶融し、薄肉化すると発生の危険性が高まります。
シール部分に内容物が付着した状態でヒートシールを行った場合には強度低下、熱不足といった不具合の原因となる恐れがありますので、十分ご注意願います。