ビニロン
〔和 vinyl+nylon〕ポリビニル-アルコール系の合成繊維。1939年日本で工業的な合成に成功した。水溶性のポリビニル-アルコールを紡糸したのち、アルデヒドと反応させて得られる。適度の親水性と吸湿性があり、漁網・帆布・衣服などに ...
ビニル樹脂
塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアセチレン・スチレンなどのビニル化合物の重合体から成る合成樹脂の総称。
ビニル基
原子団H(/2)C=CH-をいう。ビニル基をもつ化合物には塩化ビニル,酢酸ビニル,スチレン,アクリル酸など高分子化合物の合成原料として重要なものが多い。
ビニル [vinyl]
ビニールに同じ。
「ビニル基」「ビニル樹脂」「ビニル繊維」の略。
ポリマーアロイ [polymer alloy]
〔アロイは合金の意〕複数の高分子化合物を均質に混合した高分子材料。複合樹脂。
ポリペプチド [polypeptide]
二個以上のアミノ酸がペプチド結合によって縮合してできた化合物の総称。多数のアミノ酸からなるものはポリペプチドといい、タンパク質は一または数個のポリペプチドからなる。加水分解によりもとのアミノ酸が生成する。
ポリプロピレン [polypropylene]
プロピレンの付加重合により得られる高分子化合物。引っ張り強さが大きい。フィルムや成型製品として、またこれを溶融紡糸して繊維製品として用いる。
ポリブタジエン [polybutadiene]
ブタジエンの付加重合により得られる高分子化合物。フォーム-ラバーや接着剤に用いられる。アクリロニトリルやスチレンとの共重合体は合成ゴムとして用いられる。