JANコード

多くの消費財に付けられているJANコード(Japanese Article Number)は、世界の約100か国で同一の規格で使用されている共通の規格になっており、このJANコードは国際的にはEANコードと呼ばれ、また米国やカナダで使用されているUPC(Universal Product Code)とも整合性のある規格です。我が国の小売業界にはPOSシステムが普及し、単品管理の徹底、顧客管理の充実など小売業の経営管理の重要なツールとなっており、POSが普及した大きな要因の一つがJANコードの普及にあったといえます。
このJANコードを使用するには登録が必要となります。登録の受付は全国の商工会議所や商工会で行っており、現在の登録企業数は11万社に達しています。
JANコードには13桁の標準タイプと8桁の短縮タイプがありますが現在、印刷、読取り技術が進んできたため、13桁の標準タイプが主流となっています。
JANコードはJANメーカコード、商品アイテムコード、それにチェックデジットに分かれ、このなかのJANメーカコードはコードセンターへの登録が必要となっています