熱シールについて
シール部分に油や水、粉などが付着していると、シール不良の原因になります。
目次
背貼り袋のシール方法
背張りの部分がトンネルになりがちです。
両面加熱のシール機を使うか、背貼りののない方を熱盤に向けてシールしてください。
両面加熱のシール機を使用
背貼りのない方を熱盤に向ける
背貼りのある方を熱盤に向ける
ガゼット袋のシール方法
マチ部分がトンネルになりがちです。
接着性のよい包材を選び、両面加熱のシール機を使ってください。
両面加熱のシール機を使用
背貼りのない方を熱盤に向ける
背貼りのある方を熱盤に向ける
シール状態の確認方法は?
一般的な確認方法
シール部分が冷えたらシール部分を裂くように引っ張ってください。
簡単に剥がれるようなら接着不良です。
また、接着部分に着色スプレーをかけてください。
液体がシール部分を超えていけばシール不良です。
水中での確認方法
水中で食品の入った袋を両手で強く押さえつけ、袋の中から気泡がでないか確認します。
その他の注意点
- 足踏み式や手押し式のシール機の場合は、作業者によりシール圧やシール具合などが変わることがあります。
- 作業者が代わった場合はその都度、正しくシールが出来ているか確認してください。
- シールを行う前に、フィルムの両端を軽く引っ張って、シワを作らないようにしてください。
※シワが原因で空気が通る隙間が空いてしまう可能性があります。 - うまくシールがつかない可能性があるので、シール部に粉や液体を噛み込ませないでください。
参照 株式会社鳥繁産業HPより