ヒドロキシ安息香酸ポリエステル(HBP)
ヒドロキシ安息香酸ポリエステルはパラヒドロキシ安息香酸を主成分とした熱可塑性の液晶性芳香族ポリエステル樹脂です。
一般に液晶性ポリマーは(1)260℃以上、(2)220℃以上、(3)210℃以下3つの利用温度域に大別されますが、ヒドロキシ安息香酸ポリエステルは最も高い260℃以上の部類に属するポリマーです。
特徴としては、分子鎖が剛直で耐熱性が高く、分子のからみ合いがなく、成形性にバリ(成形のときのくず)が発生しにくく、この特徴を生かして、リレー、ボビン、コネクタなどの小型電子部品などに、また、食品用途として、電子レンジ、オーブンレンジ容器として使用されています。
参照:ポリ衛協
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